ソウル首都圏で夜間の電車本数をさらに削減 新型コロナ拡大止まらず

新型コロナウイルス感染拡大防止策が強化されることに伴い、ソウル首都圏では先月に続き、2020年12月8日(火)から夜間の電車運転本数がさらに削減されます。

ソウル地下鉄1号線・4号線ソウル駅入口 ©Katsumi
ソウル地下鉄1号線・4号線ソウル駅入口 ©Katsumi

韓国政府では新型コロナウイルス感染症の拡大防止施策「ソーシャルディスタンス確保」を定め、最大レベル3までの間で段階的に施行しています。11月24日(火)にはソウル首都圏の防疫レベルを1.5から2に引き上げました。これに伴い、首都圏の電車・地下鉄各線では11月27日(金)から、夜間の列車の本数を削減する措置を取ってきました。

しかし、首都圏での感染拡大にブレーキがかからないため、12月8日(火)から3週間、最高レベルの一歩手前の2.5に引き上げることが発表されました。これに応じるかたちで、各鉄道事業者は追加の本数削減を発表しています。

ソウルメトロは一部路線を除き、21時以降の列車本数を平常時から30%削減します。2号線、8号線は12月8日(火)から、3号線、4号線、6号線、7号線は12月11日(金)から実施されます。ソウルメトロ9号線、ソウル軽電鉄牛耳新設線、仁川都市鉄道1号線・2号線においても、12月8日(火)から21時以降の列車が30%削減されます。